井中カエルand物語るカメ

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテストの井中カエルand物語るカメのレビュー・感想・評価

4.0
#ユーフォ_アンコン
ユーフォが帰ってきた!
プレイヤーとしてだけでなく部内をまとめる立場となった久美子の挑戦と葛藤の日々を描く
シリーズ演出だった山田尚子が抜けるなど新体制での制作が久美子とリンクしておりながらも、変わらぬキャラクターの良さと丁寧な描写・表現は見どころ満載!

個人的に「やっぱ繊細な表現が素晴らしいな」となったのが引きの絵の時に学校の廊下で葉月が走り出したのだけれど先生がいて歩き始めるところで、時間にして本の1秒程度の描写だっと思うけれどここでキャラクターの性格&所作が現れるので重要なシーンだったと感じます


3回観たのでユーフォの感想がまとまりました
中編ではあるものの1つの作品としても過去と未来を繋ぐ現在の話のまとめ方としてもほぼ完璧と称してもいいのではないか、という感じですかね
手堅くて上手い作品、という印象です

年間ベストになるほどではないにしろ、年間ベスト10には入れる作品、というべきでしょうか
多くの人が観て80点を与えるであろう作品を目指して、きちんと80点をとっていったという印象でやはりずば抜けた技術力を発揮してきたという印象です