少し予定の時間が空いていたので #陰陽師0 を観ました
なんだか、ここまでVFXがモリモリの邦画を観るのは久々だった気がするなぁ……
まず白組制作ということでVFXを使用した映像表現と迫力は確かに良かったですね
大きな龍が出てくるシーンであったり、舞台の綺麗さは確かに大作感がありやはりこの技術力は日本屈指だなと感心しました
ただ……それ以外は全部微妙💦
平安時代なんですがまず言葉使いがなっていないですし、そもそも「無意識」なんて単語が簡単に出てくるようではフロイト先生が泣いてしまいますよね😢
いくら当時の言葉は伝わらないから現代語訳だからといっても、言語の時代設定の統一も当時の価値観も反映できていないので平安時代のコスプレをした現代人の話でしかないのでは?
むしろここまできたら、たけし座頭市ばりに歌会でラップを披露するとか、そこまで馬鹿馬鹿しくできれば割り切って鑑賞できるんですけれど、変に寄せようとするから「単純に平安を再現できていない作品」になってしまいます
セットや衣装も美しさがなく、平安時代である必要性がないのでいっそのこと『呪術廻戦 -1.0』くらいにした方がわかりやすかったんじゃないかと感じてしまいました
時代劇やアクションは難しい中で大作として勝負したことは評価したいですが、全体的にはチープ感と練り込み不足を感じてしまいましたね