オープニングのタイトルクレジットがかっこいい。
クールな調子で行くのだなと思っていたのだけど、だんだん「おや？」っていう感じに。
主人公は暗殺を生業としていて、ストイックに仕事をこなしている。
彼の心の声が「平常心で心拍数を保つことが大事だ」みたいなことを終始言っている。それなのに暗殺失敗。しかも十分予期できそうなアクシデントに対応できてない。そんな難しい仕事？
この失敗のせいでアレコレ起こるのだが、主人公は相変わらず心の中でぶつぶつ言いながら対処。
もしかしてこの人、ほんとは情緒的で衝動的で動揺しやすいから、こうやってあれこれ言いながら仕事してるのかもしれない。
映画も後半になると、ごちゃごちゃ言わずにちゃっちゃとやれよという気持ちに。
デヴィッド・フィンチャー、好きなんだけど、これって笑いながら見るものだったの？
