健一

アバウト・ライフ 幸せの選択肢の健一のレビュー・感想・評価

3.8
たぶんそうします。  😱



本作の原題『Maybe I do』を直訳すると こんな感じでしょうか・・・

ダイアン・キートン
リチャード・ギア
スーザン・サランドン に
ウィリアム・H・メイシー。
長年の映画ファンの方なら誰もが驚く超豪華なキャスティング。
更にリチャード・ギアの娘役が「プリティウーマン」のジュリア・ロバーツの 姪っ子 のエマ・ロバーツという。😅
なんとも時の流れを感じる作品。

結婚を夢見る若き女性と 今一歩踏み込めない交際相手の男性。
そんな2人の両親がなんと互いの不倫相手という驚愕のW不倫。😱
人生の瀬戸際に立たされた6人のサイアクでサイコーな「幸せの選択肢」

予想以上に面白かった‼️ 😁
笑って、泣いて、ヒヤヒヤして、考えさせられて。
かなり濃厚な95分でした。

還暦世代真っ盛りな2組の夫婦。
人生に疲れ果てちょっとした『つまみ食い』がとんでもない展開に。
互いの不倫相手が 結婚しようか迷ってる娘&息子 の相手の両親だなんて!
こんなことある?とんでもない確率!
でもこの仰天な設定がめちゃくちゃハマる。
この若い2人のW両親のW不倫相手が鉢合わせてからは もうクスクス笑いが止まらない。☺️
にも関わらず 考えさせられる & 深く心に染みるセリフの連続。
ラストは涙が止まらなかった。🥹

今回の豪華キャストで一番の勝利はスーザン・サランドン。
もう圧巻、というか余裕の演技!
あの『不倫?したわよ!文句ある?』みたいな振る舞い。
圧倒的な存在感でした。😆
リチャード・ギアのロマコメっぷりも最高におかしい。🤣
相変わらず 昔から『不倫男』がよく似合う。😅
ウィリアム・H・メイシーの一度の過ちに悩む堅物な父親っぷりもハマっていた。
今や『クイーン・オブ・ロマコメ』の女王として君臨しているダイアン・キートンはいつもの安定の演技。
彼女が画面に映っているだけで 不思議と安心する。

この複雑なアンサンブルコメディを95分という短い尺でまとめ上げたのは見事な手腕。

平日の昼間にフラッと見るには最適な作品でした。😁

「幸せの選択肢」。
なるほど!歳を重ねると増えてくるんですよね。🧐
それを若者たちに伝えていくのも昭和を生きた人たちの選択のひとつ。

でも。 「たぶんそうします」。 なんて

言えるかな? 私。 😅



2024年 3月14日 11:05〜
イオンシネマ板橋screen 11
💺92席
客入り 私を含め10人。

ちなみに。設定は違うのですが・・・

'86年の「ザ・フライ」の共演で交際、結婚した
ジェフ・ゴールドブラム と
ジーナ・デイヴィス。

'91年の「ランブリング・ローズ」の製作で知り合い婚約した
ローラ・ダーン と
レニー・ハーリン監督。

翌年'92年に「ジュラシック・パーク」で共演したジェフ・ゴールドブラムとローラ・ダーンがW不倫。&婚約。😳

失意のどん底 のそれぞれの相手、ジーナ・デイヴィスとレニー・ハーリン監督が 互いの傷を癒すため出会い、そのまま交際、そして結婚。😱

本作観て この4人のことを不意に思い出してしまった。😅
健一

健一