健一

デューン 砂の惑星PART2の健一のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.5
未来への最終決戦!!

と言っても舞台の設定は 西暦10191年。

未来すぎない? 😅

約2年半前にパート1 を観終えた時には
『パート2は2024年か!長いなぁ〜』😰
なんて思っていたが・・・
いざ パート2の公開日を迎えると
『えっ?もう2024年!😳あっという間だねぇ!』
てな感覚。
私の人生は充実しているのでしょうか・・・😅

というワケで。

待ちに待ったパート2の公開。
本作レベルの超大作は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作 や「レッドクリフpart1&2 未来への最終決戦」」のように一気に撮影して編集段階で2本の映画に分けるのだが、本作はパート1 をまずしっかりと作って劇場公開し、ヒットしたらパート2を作るという なんとも厳しい制限の中 前作がヒットしたので出来上がった作品。😳
撮影期間がコロナ禍の真っ最中だったのでこの 苦渋の選択 も仕方なかったのか。😮‍💨
とにかくパート2は無事完成したのでスタッフ キャストもさぞかしホッとした事だろう。

ドゥニ監督はインタビューで『話は繋がっているが前作を観てない人も単体として楽しめるように手掛けた。』と語っていたが果たして・・・


さて本作。 ネタバレあり。


さすが「メッセージ」で世界中を驚愕させ「ブレードランナー」「砂の惑星」という古典SFを21世紀に復活させたドゥニ監督。
壮大で圧巻な その世界観はため息の連続。
数多いキャラクター達をしっかりと描きオリジナル版で失敗したこの難解なストーリーを説得力もって見事に描いている。
「スターウォーズ」のような派手さは無いが緊張感高まる静かで恐ろしい演出は長尺でも観るものを虜にする職人たちの手腕に賞賛を贈らずにはいられない。

前作も豪華キャストだったが、本作でも「エルヴィス」でスターの座についたオースティン・バトラー、そしてフローレンス・ピュー、レア・セドゥ、クリストファー・ウォーケンまで!😳
出番の少ない小さな役柄に大スターを贅沢に使うゴージャス感。
一流キャスト&スタッフが勢揃いしたなんとも贅沢な作品に仕上がっていて続編を待ち侘びていたファン達の期待に多いに答えてくれている。

しかし。 あれ?

あのラスト。これ2部作じゃないの?
あの終わり方は何?
あれで終わり? まだ続くの?
せめてクライマックスくらいはもっと派手な演出でもよかったような。😅

あと。

先ほど書いたようにドゥニ監督は単体でも楽しめるよう心がけたと言っていたが、やはり前作を観ていないと ついていけないと思う。
私も前日DVD買って復習してから観に行ってホント良かったと思ってる。

アメリカでのオープニング成績は8250万ドル。
長らく低迷していたアメリカ映画界に希望の光をもたらした。

全体的にはやはりラストだけ納得がいかないのだが、早朝からその世界観に完全に酔いしれた・・・



2024年 3月15日 公開初日 8:00〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 12 IMAXレーザー
💺542席
客入り ほぼ満席。 👏👏👏

関係ない話ですが、遅ればせながら。

山崎貴監督!オスカー受賞!
おめでとうございます。🎉
受賞後 どの劇場もほぼ満席みたいですよ!😁
健一

健一