アンダーカレントのねねのネタバレレビュー・内容・結末

静かに物語が流れていく映画だった。
より俳優さんたちの演技力の高さがよく分かった。

悟の生き方は決してよくないとは思うけれど、気持ちが何となく分かる気がした。拗れた人間関係をその都度リセットしていく感じ。大事なところを見ないフリして生きていくズルさ。
浜辺のお店で、かなえと話す悟の表情や話し方に不気味さというか本当にそう生きてきたことに説得力が増してゾクゾクした。

残酷でも本当のことと向き合うか、嘘だけど心地いい状態でいるか。自分だったらどっちと向き合いたいか考えるさせられた。