このレビューはネタバレを含みます
小説を読んで、この世界観に触れたいと思って鑑賞。
辛い、というかやるせない、悔しいシーンが多くて苦しい。でも所々で温かくて救われる。傷の舐め合いかもしれないけれど、確かに救われている人がいた。
キナコもアンさんも、それぞれ辛い経験をしているからこそ優しくて、でも危なっかしくて、応援したくなった。
アンさんの腕のたくさんの痕が見えたシーンが印象的。
話の流れも、結末?も救いがない感じはするけれど、それがリアルなのかもしれない。
家族が呪いになったら逃げていい?のセリフがグッときた。