ひろゆき

アンダーカレントのひろゆきのレビュー・感想・評価

アンダーカレント(2023年製作の映画)
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銀幕短評(#717)

「undercurrent」(原題)
2023年、日本。2時間23分。

総合評価 -22点。

undercurrentというのは、川や海での下層流、底流をいいます(オープンクレジットにも そう書いてありますが)。currentは、ながれのなかで もっとも速度がたかいところ、川でいうと川幅のまん中の上層部ですね。undercurrentは、流速はひくいものの、流体のmass(大部分)を占めるので、とどめることがむずかしい。じぶんは それに流されるのに身を任せるしかない。逆らってもあらがえない。そういう語感ですね。でもどういう料簡(りょうけん)で、激つまらないこの映画を、こう命名したのだろう?

失踪人について
不在者の生死が7年間明らかでないとき、利害関係人の申立てにより 裁判所は失踪(しっそう)宣告をすることができます。その審判は およそつぎのとおりです。

審判
 略(4行ほど)
主文
不在者 ○○を失踪人とする。


まるで拷問のような映画です。失踪したくなりましたよ。


(すこしコメントしました。)
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