「沈黙の艦隊」観てきました。
海自の潜水艦が沈没した。艦長の海江田四郎、以下全乗員が死亡との報道。だが乗員は生存していた。事故は日米政府が極秘に建造した原潜くシーバット＞に彼らを乗務させるための偽装工作だった。米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海江田であった。
ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積んで反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立国家「やまと」を全世界へ宣言したからさぁ大変ってな話。
原作は昔モーニングで連載してたとき読んでいたが終盤はあんまり覚えてないかも。
物語の序盤で映画が終わってしまって驚いたが考えてみたら確かに2時間やそこいらで終わる話ではないか。映画ははなっから続編ありきでありました。多分3部作くらいになっちゃうんじゃ…f^_^;
しかし今この時代に本作を観せる意味はある。平和ボケの日本に一石を投じ、考えさせられる一編です。
とは言え潜水艦戦に期待したが今ひとつ物足りない…と言うか惜しい。もっとケレン味あるシーンが欲しかった。
何考えてるか解らない不気味な海江田を演じた大沢たかおは良かったです。深町はもっと無骨なキャラの役者が良かったかな。
しかしながら深海の戦闘中、米第7艦隊が放った対潜ミサイルの爆発に「衝撃波、来ます！」のソナー員のセリフにやられたので良しとします。
続編早めによろしくお願いします。
そういえばシーバットのソナー員がNHK朝ドラ「らんまん」の波多野くんだった。
