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沈黙の艦隊のMasatakaのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


・進む潜水艦にまとわりつく気泡の表現がよいよい。低抵抗化・キャビテーション…映像化への気合いを感じた部分

◆最新

・原作漫画は日本に防衛"省"がまだない頃の連載(1988-1996)、小さい頃通っていた散髪屋さんにたしか全巻置いてあり、散髪のたび熱心に読んでいた記憶がある

・当時の"最新"だったシーバット内の設備群はゆうに30年前の視点。音響魚雷や外装素材…いまはもっと進んだ技術があるだろう、今作でどう表現するのかな?は興味あった

→縦長ディスプレイなど現代の"最新"を思わせる機器をはじめ、技術面で(素人視点でみた限りでは)違和感なく描かれている

・ベネット大統領の顔つき、深町のワイルドな風貌は原作よりしゅっとしていた。ここはかなり令和寄り

◆ソナーマン

・ユースケさん。周囲メンバーへの合図に軽い指鳴らし。原作でこんなキャラクターではなかった気がするけれど、この人ならではの飄々とした所作で印象的

※「…マン」の表現も今は「ソナーパーソン」?と思ったらそうではないよう

◆沈黙の…

・要は「自らから攻撃しない、自身の存在のみで周辺国を抑制する」艦隊として、主要国とあれこれ…という原作の流れ

・どこまで本作で追うだろう。現実の常任理事国は当時と変わっておらず、違和感なく描いていけるだろうか(もちろん観ます)
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