このレビューはネタバレを含みます
・進む潜水艦にまとわりつく気泡の表現がよいよい。低抵抗化・キャビテーション…映像化への気合いを感じた部分
◆最新
・原作漫画は日本に防衛"省"がまだない頃の連載(1988-1996)、小さい頃通っていた散髪屋さんにたしか全巻置いてあり、散髪のたび熱心に読んでいた記憶がある
・当時の"最新"だったシーバット内の設備群はゆうに30年前の視点。音響魚雷や外装素材…いまはもっと進んだ技術があるだろう、今作でどう表現するのかな?は興味あった
→縦長ディスプレイなど現代の"最新"を思わせる機器をはじめ、技術面で(素人視点でみた限りでは)違和感なく描かれている
・ベネット大統領の顔つき、深町のワイルドな風貌は原作よりしゅっとしていた。ここはかなり令和寄り
◆ソナーマン
・ユースケさん。周囲メンバーへの合図に軽い指鳴らし。原作でこんなキャラクターではなかった気がするけれど、この人ならではの飄々とした所作で印象的
※「…マン」の表現も今は「ソナーパーソン」?と思ったらそうではないよう
◆沈黙の…
・要は「自らから攻撃しない、自身の存在のみで周辺国を抑制する」艦隊として、主要国とあれこれ…という原作の流れ
・どこまで本作で追うだろう。現実の常任理事国は当時と変わっておらず、違和感なく描いていけるだろうか(もちろん観ます)