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妖獣奇譚 ニンジャVSシャークのShokoのレビュー・感想・評価

3.4
〖妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク〗(映画/日本/2023)



『刻は江戸時代。人里離れた沖津村の浜に村人の惨殺された死体が上がる。邪教集団・紅魔衆の首領・螭鮫士郎は不老不死の力を得る為に呪術を使い、鮫を操る事によって村で採れる真珠を強制的に村人から巻き上げていた。この状況に業を煮やした村長は、助太刀を頼むべく村はずれの寺にいる用心棒の潮崎小太郎に会いに行く。報酬とともにその仕事を一旦引き受ける小太郎だが、その行く手を菊魔と名乗る女忍者が遮ってきた。村人の沙代を生贄として鮫士郎に捧げようとする村長に反発する信助と共に、鮫士郎に戦いを挑む小太郎だが、その前に現われたのは、この世の物とは思えない巨大な鮫…。遂に実現する、忍者対鮫の究極バトル!生き残るのはどっちだ!?』

普段行かない映画館に行く回②
シネマスコーレにて。シネマスコーレはカメラを止めるなの時に来たぶりだからかなり久しぶり。直線距離で言えばうちからいちばん近いのに。重篤なコミュ障なのでネットでチケット買えないのが無理…と思って足が遠のいてたけど、この映画はここらへんだとここでしか観れなさそうなので。あとテリファーもここしかやらなさそうなので練習を兼ねて来た(練習?)
ニンジャVSシャークって私が好きそ〜しかもツイッターの友達にもしょうこさん好きそ〜って言われたのでまんまと来たが果たして…シャークはアメリカ映画だからいいのでは…大丈夫か…?邦画特有の誰も笑わせるつもりなく真面目にトンチキな映画作ってすべるやつだったらやだなあ…でも公式サイトに『スピルバーグも驚く怒涛の死闘』って書いてある…スティーブンじゃないスピルバーグかも…(ここまで観る前に書いた)



・公開中なので一応ワンクッション




いや、めちゃくちゃ面白かった!
アメリカンシャーク映画みかなりある!
しんすけが「魚は水から出れない!」ってサメに向かっていうシーンでもう大ニッコリ。
なぜならそこから巨大サメが海から上がって砂の上で大暴れしたので…また今日も水がなくても大丈夫なサメ映画だった、最高。大好物すぎ。
しかもサメのCGの感じもかなりアメリカのB級サメ映画感あったし…
CGといえば血がほぼCGなんだけどもうめちゃくちゃしょうもなさそうな感じで、でもあの首が取れた後のはなんか血が吹き出す装置?みたいなのかな?首が取れたって言うのに血がピュルピュルピュル…って出てすぐ止まった。
そもそもあんな小刀で首が切り落とせるのか?
そんな感じで血はかなりしょぼいのにサメの体内から出てきた後の粘液はめちゃくちゃリアルだったのも面白くてまたまたにっこり。
でも最大のにっこりシーンは、ニンジャVSシャークって言ってるのになんかゾンビ?も出てきた!大サービス!たのしーっ!もうこんなの祭典じゃん!!
ていうか忍術でサメ操れるの良すぎるし、忍術強かったし。さすがニンジャだよ。

あと登場人物など。
用心棒の小太郎って序盤に他人の女房と寝たうえに逆恨みした旦那殺した極悪だよね?(これは旦那も悪かったが)最初と最後でキャラ違いすぎない?
信助の西銘駿さんってなんかで見たことあるな。
てか信助の家に小太郎が泊まることになった時、ちょっとBL始まるかと思ったよね?
お館様?があまりにもちょろすぎ雑魚すぎて心配になった。抜けて正解だよ。
菊魔の人、表情筋どうなってる?顔芸すごすぎて笑うところじゃないと思ったけどちょっと笑った。
あとエンディングの歌ぜんぜん合ってないの最後の最後まで笑わせてくれて良かった。

いやほんと面白かった。いろんな要素もりもりで。
シネマスコーレは見やすいし椅子ふかふかだしよかった。好きになりました。また行こっと。チケット買う時だけ緊張するが。

(64/劇場鑑賞31)
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