あぁ〜どうしましょう。見終わった後、心のなかは
本作品のことばかり。心をわしづかみ。
心を奪われる至極のラブストーリー。
ラブストーリーは苦手。この歳になると、あんまり
ピンとこなくなるから敬遠してたんですが、
アカデミー賞の作品賞、脚本賞ノミネートで
話題となっていたので気になっていたいました。
幼馴染がカナダ移住で離れ離れ。韓国で韓国の
ごく一般的な人生を歩む男性。野心があり、カナダで
脚本家として夢を掴む道を選んだ女性。
離れてから12年後にフェイスブックで再会する。
全く違う人生を歩んでいるのだが、パソコンの
画面でやりとりすると、話がはずみ、いつしか、
恋に落ちていたのだが…。
とにかく脚本とセリフ、演技がよくて、もう涙。
お互い理性という薄い紙一枚を破らないように
破らないようにしているんだけど、彼はとっても
ストレートな思いを口にする。沈黙や相手を見る
目線、表情。全て好きと言ってる。ロマンチック。
メリーゴーラウンド、最後の夜のバー、ラスト
シーン。もう感情があふれてくる。
いいのは２人だけではなく、もう一人も…。
寝室での会話のシーンもセリフに無駄がなく
すごくストレート。余計なものがない。完璧。
彼が悪い人だったらよかったのに。
縁があったら来世ではどうなるかな…。
また会おう。
タクシーのタイミング、沈黙。
その後の彼女の…。パーフェクトすぎ。
人生長く生きていると、不思議な縁を感じるときが
ある。関係が深くなることもあれば、浅いんだけど
時々大事なときに現れる人も。離れる人も。
そんな縁で交差する世の中の素晴らしさ。
人と人だけではなく時にも縁がある。
とても素敵な縁だなって。あぁ書いてる今でも
泣けてくる。
またね、みんな有名な方は出ていないんだけど、
チャーミングなんだよね。屈託のない笑顔。
彼がニューヨークに来た時の、体はがっちり
してるのに、どこかぎこちなくて、もじもじ
した感じなんだけど、ストレートに言葉にする
ギャップとか。登場人物が魅力的。
近年のラブストーリーで最高でした。
これはブルーレイ購入しそう。
