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カラーパープルのshuntaのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
4.0
1900年ごろの黒人社会や家族を描いたミュージカル作品。
スピルバーグによるリメイク作品。

とんでもなく黒人女性の地位が低かったころ。
貧しい姉妹。なんと妊娠すると子は売られ。
姉は結婚で差し出す代わりに牛をくれ、なんて
いう酷い相手に売られるように結婚。
夫は暴力、奴隷のように仕事をさせ、性的にも
快楽を満たすだけ。愛なんてない。
なんと、唯一、生きる希望であった仲良しの妹も生き別れ…。
果たして明るい未来はあるのか。

楽曲がバラエティに富んでいていい。
力強いゴスペル、ダイナミックなダンス…飛び込んで
踊りたくなります。リズムを刻んでしまう。
すごい印象に残るシーン。名シーンがあります。
感情が高ぶり、思わず涙が。いろんな感情が
ひとつのシーンに集約されています。

ちょっと中盤だれたかな…。
あと登場人物のよく分からんところもあって、
ちょい辛めにつけました。
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