じぇれ

絶叫する家のじぇれのレビュー・感想・評価

絶叫する家(2022年製作の映画)
3.3
【オーソドックスな恐怖を追求した理想的な習作】

夫の実家には開けてはいけない箱があった⁉︎

比嘉監督いわく、オーソドックスな恐怖を演出できるよう心掛けたとのこと。その言葉通りで、パンドラの赤い箱を開けて以降の恐怖の畳み掛けは見事!

まだストーリー面こそ弱いが、本作は若い監督がプロへの階段を登る途中に作った作品。第2回日本ホラー映画大賞でももっとも観客を震わせていた。それで充分じゃないか!

というわけで、これだけしっかりと基本を積み重ねている比嘉監督の今後に期待したい。
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