個人的にはオリジナルよりも好きかもしれないです。物語の構成や見せ方が本当に上手くて完全にやられました。涙涙でした。
簡単な内容は、絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を抱く自由人のミソ。そんな彼女に憧れを抱きながらも堅実に生きることを願うハウン。性格も価値観も真逆な2人の幼なじみは、楽しい時もさみしい時もずっと一緒だった。そんな日々がずっと続くと思われたが、ある出会いをきっかけに2人の関係は急激に変化していく。互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがて疎遠になって16年が過ぎたある日、ハウンはミソにある秘密を残し、こつ然と姿を消してしまう。。。というような内容でした。
オリジナルの方は既に観ていて、好きだったので韓国版になったらどうなるか気になりました。またキムダミが出ていることもあったので観ることに。
ソウルメイト。ただこの言葉だけで今作は語れる映画だと改めて感じました。他の誰よりも自分のことを知っていて、自分のことを任せられる存在がどれだけ大事か。そういう点でハウンとミソの2人の関係に凄くグッときました。
個人的にはオリジナルよりも好きだなと思いました。前作をしっかり覚えきれてないので曖昧ですが、今作の方が少し明るかったような気がしました。悲しいところや苦しいところもありますが、ハウンとミソの描き方が少し明るい印象だったかなと思いました。そういう点も含めて、絵によって足される2人の関係性が凄く印象深かったです。
三角関係や小さな衝突から大きな衝突、人生においての分岐点など様々に交錯するところをしっかりと脚本として書かれていて素晴らしかったです。しかも映像の見せ方も非常に良かったです。
際立ったのはキムダミの演技ですね。脚本あり映像ありでキムダミの演技もありだったら、こりゃ参っちゃいますね。素晴らしかったです。
