キネペンyiyi

夜明けのすべてのキネペンyiyiのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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前に進もうとする(進めるかはわからない)
距離を測ろろうとし続ける(適切な距離は見つからない)
どう影響しあってるのか知ろうとする。

意志を持ってそういうことにトライし続ける人達の映画だったと思う。
何かアクションし続けようとすることによってその人本来の自由と生きていく力が浮かび上がってくるような。

その人達と空間を見つめ続けることによって、結果的に、映画本来の自由とその力も思い出させてくるかもしれない映画でした。

三宅さんがジャック・ロジエの映画に出てくる人のような野蛮さと自由さを兼ね備えた人と、場所を写した時にどうなるのか個人的にとても気になった。