水原秀策

おまえの罪を自白しろの水原秀策のレビュー・感想・評価

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)
2.0
タイトルとそのワンアイデアだけの映画。薄っぺらいキャラクター、穴だらけの脚本、見るべきところがない。映像もほとんど二時間ドラマよう。脇の刑事のただ絶叫してるだけの演技とかまあ酷かった。

ツッコミどころとか言い出すとキリがないが(一国の首相がなんで政治家秘書の個人携帯に電話してくるの、とかいつまでその血のついた服を着替えないのとか)とにかく犯人グループの動機が酷い。こんな大それたことをする前にさ、掘れよ。マンションができたからって、深夜にやろうとしろよ。ていうか結局ほってんじゃん。
指揮権発動を言い出すのもタイミングが早すぎる。いろいろあってならわかるよ。いきなり言うか? しかも愚鈍そうな長男発案で?

その中で主役の中島健人はがんばってた。だが、この酷い脚本ではどうにもならん。だってね、彼は父親の悪事を知らなかったんだよね、だったら会見の原稿を書かされ、そこで悪事を知ったら驚くでしょ、普通は。脚本家の頭が悪すぎ。
水原秀策

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