水原秀策

暗殺の森の水原秀策のレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
4.4
映像に語らせようとする監督や撮影監督の意思が画面の隅々にみなぎっている。改めていい映画だと思った。定評あるこの映画に論評を付け加えるものはない。よって再見して気がついたことを列挙する。

・ドニミク・サンダの美しさに目が眩み、奥さんのステファニア・サンドレッリの役割の大きさを見逃していた。電車での告白から例のダンスシーンまで彼女の伸びやかさを主人公と対比させてる制作者の意図がわかってなかった。

・映画の前についていた町山さんの解説は喋りすぎだと思う。初見の人はかわいそう。

・森に主人公はそもそも何をしに行ってたのかよくわからん。暗殺に行ったんじゃないのか? その後ドミニクサンダを見殺しにするのは素晴らしいシーンだが。
水原秀策

水原秀策