うろもとうとか

暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャーのうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アバレンジャー辺りで
ほんとうに自然に卒業に至った戦隊モノ
十代の後半から二十代のほとんど
日曜の朝は土曜の夜更かしからの影響や
夜中のバイトをはじめしっかり昼夜逆転の影響で
ゆっくり寝ている時間となっていった
"近頃の戦隊モノときたら"と
コンセプトだけを拾い小馬鹿にしながら
何作も見送って
就職し生活スタイルが元に戻っていって
ルパンレンジャーパトレンジャー辺りで
なんとなく気が向いたときだけの
スーパーヒーロータイムな日曜の朝が始まった
リュウソウジャー辺りまでは
観るものがないから観ているぐらいの
気持ちだった気がするけれど
確かキラメイジャー辺りで
コロナ禍に差し掛かったのもあり
仕事からの精神的な気持ちの解放の余裕と
キャスト、人間ドラマの妙な魅力
その温度感と自分の気分との合致
子供の頃以上の没頭をおぼえ
日曜の朝は
スーパーヒーロータイムの為にあるぐらいの
気持ちに至っている
キラメイジャー、ゼンカイジャー
ドンブラザーズと
どんどんバトンタッチするタイミングの
ロスが大きくなり
(なんとなくキングオージャーは
自分の気持ちがリタ観たさに傾き過ぎていて
再び卒業の危機とか思ったり思わなかったり)
ちょっとこの3作辺り毎年BOXのCMをくらう度
本気で買うか悩むほど思い入れ、気持ちが
大きくなってしまった為
ここへ来て、こどもの日に
戦隊モノの劇場版を初めて劇場で拝観
(やっと今作に関することです)
結局五色田介人と五色田介入や
同じ間取りのカラフルとどんぶらに関する
特別な答えはなく
あくまで並行世界なぐらいだったのは
もっと特別なものに出来たのではないかと
思ってしまうところではあったけれど
二つの戦隊が絡んだ上で60分だと
このぐらいの振り幅が限界値だと
冷静になって思う次第で
どちらの作品もテレビシリーズという尺で
異常に上手く魅力を発揮し過ぎたんだとも思う
ゼンカイジャーのあのただただ元気が貰える感じ
からのニヤけと泣かせで
心暴れまくりのドンブラザーズ
(もう人間模様だけで2時間ぐらいの作ってくれ)
めちゃくちゃ繋がり作りやすそうなのに
めちゃくちゃ繋がり下手なのは御愛嬌として
こんなドストライクな作品辺りで
戦隊シリーズに舞い戻っていて
本当に良かったと思う次第
一切の巨大化や
ロボが合体する下りがないのが意外で
(VSの劇場版ではそれが定番?)
その分ドラマに尺をもってったんだとしたら
本気感謝