このレビューはネタバレを含みます
結末まではそこまでそう感じていなかったけれど古事を感動大作にしたような印象
あくまでも客を泣かせようとしている
そういうやらしさがあるわけではなく
こういう時代の狭い井の中の残酷さ
やり切れなさのフルコンボ
そこに癒しの方言も相まって(良い仕事)
涙腺がなだらかに崩壊していった
(凛と弟のやりとりだけで飯三杯ぐらいイケる)
多少非現実的かと思いきや
ひとつひとつを少し違うものに置き換えれば
とても現実的で
現代でも割と転がっている問題にも感じた
凛のような人間が
一人でも報われてほしいと切に願ってしまう