案外良さげなレビューが多いように見えたので、完全ノーマークだったけど一応観た。
GENERATIONSが本人役で主演を務めているホラー映画。GENERATIONSが好きな人はもちろん、ホラー映画が好きな人にも結構おすすめできるかも。アイドルPR映画としても良いと思ったし（GENERATIONSがアイドルかどうかは置いておいて）、怖いシーンもちゃんとあってそれが割とちゃんと怖い。監督は「呪怨」の清水崇監督。
アイドルPR映画として良いというのは、最後まで観ると、メンバーの顔と名前を覚えるし（7人中5人わかるようになった※ただし、1週間後メンディーさんと白濱亜嵐さん以外忘れる可能性大）、彼らの曲もふんだんに使用されてる。コンサートのシーンも結構長くて、GENERATIONSのコンサートを観に来た気分にもなる。ストーリーの都合上、小森さんというメンバーが早々に退場したのは残念だったね。LDHじゃないけど、アイドルPR映像コンテンツとしては「マジすか学園」もすごく良かった。
怖さの話で言うと、私は欧米のホラーよりJホラーの方が怖いと感じる人なので、8割くらい耳を塞いで観てた。あと、監督のインタビューを読んだら「サプライズよりスケアリーを重視した」と言っていて、本当にそうなってたと思う。音だけでワッと驚かすようなシーンはほとんどなかった。ジャンプスケアはちょっとあったけど、全力で構えてたので大丈夫だった。
映画館で観なくても大丈夫。ただ、結構空いてると思うので、あまり人がいない回に行って貸し切り状態で観られれば一番怖いかも。21時半からの回で、予約した段階で他に誰もいなくて嫌だったけど、6人くらいいてくれて良かった。
マキタスポーツの家族との関係性をちょっと見せる割にその後的なフォローが何もないので、ばっさりなくした方が尺も短くなって良かったのでは。102分の割にちょっと長く感じる。
