公開されてすぐ絶賛レビューをXでちらほら見かけたので観てみた。
観た直後の感想は、草彅剛の映画というかCULEN（新しい地図）の映画って何かずっとぬるくない？だった。賛が多いので観に行ったら全然面白くないというのが続いてる気がする。見極めてるつもりだけど、草彅剛ファンに煽られてるのかなあ。
落語がベースになってるそうで、リアリティはない。落語だったらありでも、実写にすると間抜けだったりして、杜撰に見える。弥吉、そんな約束勝手にするなよって感じだし、五十両やっぱり出てくるんかい！っていう。柳田さまが五十両盗んだというのはやはり無理があるよ。話にリアリティがないのに映像や演技はリアル路線でチグハグ感あり。
碁のルールがわからなくても大丈夫みたいに言ってる人が結構いたけど、私はやっぱりよくわからなかったな。クライマックスの斎藤工との殺陣のシーンが暗くてよく見えないのがもったいない。
江戸の町の風景がきれいに撮られていたのは良かった。あと、キャストがかなり豪華。清原果耶さんが美。おでこの形がきれいな人好き。草彅剛、清原果耶、中川大志、斎藤工、國村隼のファンは観る価値あり。
前の日に観た「辰巳」がほぼ無名の監督&俳優で良かったから、知名度がある監督と俳優という座組で予算もあってイマイチだと、はーん（もっとできるやろ！）ってなっちゃう。
