イベリー子豚

ブラック・デーモン 絶体絶命のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

3.6
「2023年の【サメ初め】」
「【海上油田施設】【アメリカ人とメキシコ人】
【経済VS自然】」
「ドキュメンタリー仕様じゃない
『女神の継承』……?『MEG』……?」
「いや、『GODZILLA』やん!」
「《やっぱりホテルは予約すべきだな》」
「オマケもサメ雑学もナシ……!残念!」




まぁまぁスタンダード。


「サメ」映画でありながら
「メッセージ性」はかなり強め。

つまり
美的感覚とストーリーテリングが
筋肉で出来てる『EO/イーオー』なのだ。


だがここで一つの問題が。

「環境破壊」「文化侵害」「資本主義批判」を
狙い打ちしているため
「バカンスでブチアゲてヒャッハー」な
「ヒップラインの素敵なビキニのお嬢さん」が
ただの1人も……!

もはや
MEGどころじゃない、OMGやで!!


サメや人体肉片、
爆弾のCG処理の甘さを追及する前に
皆、もっと大事なことがあるじゃないか!!


いくら
『65-シックスティ・ファイブ-』で皆無だった
【冒険少年】が観られたからって
イベ子の溜飲は下がりませんよ!!


まったく!
ゴズリング兄貴のハトコみたいな顔しやがって!


ロケーションもバッドだし
登場人物は、基本おっさん。


「スペイン語の実力を試したい」物好き向けの
地味サメ映画です。