ハリウッドの悪魔描写は色々と興味深いものがある。本作もその点はそこそこ楽しめたけど、もう少し禍々しさに新しいエッセンスや捻りが欲しかったところ。コンスタンティンはその辺が当時は斬新だった。
監督の力量不足というか、雰囲気作りが下手。肝心のリアリティさが欠けていて説得力が弱く、非常に勿体ないと感じた。
各キャラクターのモチベーションの引き込みも薄くてホラーなのに緊迫感がないっていう。ラッセル・クロウの暗くなりすぎないアプローチは良くもあり、悪くもあって評価が難しいところ。何となくだけど、使いどころを間違えている気がする。
ただ、ラッセル・クロウのはまり役として是非ともシリーズ化はして欲しいと思った。
あとコンスタンティンの続編も楽しみ
