名優ロビン・ウィリアムズの軌跡を縁のある人々のインタビューを交えて振り返るドキュメンタリー作品。
天真爛漫で太陽の様に明るく、誰からも好かれる天性の才能を持って産まれた人物。反面、非常に繊細で人一倍地獄の苦しみを味わっていたことも本編では明らかとなる。コメディアンとしてよりは役者の方が馴染みがあったが、脳裏に焼き付くほどの強烈なあの演技は実体験をそのまま投影していたものだったのだと再確認。殊にテリー・ギリアムの「フィッシャー・キング」や「奇蹟の輝き」など、苦悩の演技の方が印象に残っている。貴重なオフショットなど見どころ満載で、ファン必見の一本です
