肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

3.7
真実を話せ、タンクトッパーミア
ただいわく付きの特級「呪物」である"石膏ハンド"に触れて合言葉を言うだけのお手軽"時限式憑依系降霊会(術)"が招いた事故と招きに入った"母の死の謎"で親友家庭に不幸をまき散らすこの女、足フェチにつき

主にB級ホラーで使い回されていい加減にしろジャンル「降霊会ホラー」に新風を吹かす、新たな哲学と名作ホラーオマージュ

いや〜、"気持ちいいホラー"でしたよ!"ラスト"が
高評価に落ち着きやすい"90分映画"といえる計95分収録映画ですが、"いい意味で、あっという間に終わった"映画です。後半の息もつかせぬ"ジェットコースター展開"は素晴らしい。
後に残らぬあっという間映画数あれど、今年観た映画では"希少"な印象です。
なぜ"良い"かっていったら"〆がしっかりしている"から。
なんといっても"ラストショット"が気持ちいい。"皮肉"に満ちたもなんですがねwもはや"カッコいい"の領域なんです。「世にキミョ」的というか、パクっていいレベルのカ◯◯◯ーエンディングw(チープにしかならないと思うが)
伏線というか、「呪物」と例えた"アイテムギミック"をきちんと捉えたもので、"予想できるもの"ではあるけど"(陰)カタルシス"としてちゃんと"昇華(消化)"できているんですよね。

ラスト、エンディングといえば超近作Netflix『終わらない週末』がムフフwっちゃうくらい相当好きな激皮肉リー映画だったのけど、その後でも気持ち良く見れたくらいの年末終末…週末で"今年の印象作"👍 

極個人の判断によるものですが、推している『獣の棲む家』の"隠喩(メタファー)ホラー"として同等級!YouTuber2人組監督の初監督映画らしいですが、鼻で笑うレベルを完全に逸脱した"チャレンジング・ホラー"。
ジャンルは違えど同じ「A24」のインディーズ映画の"SNS"関連な『ZORA ゾラ』となんでこんなに差が出たのか…という感覚です。

なんといっても、主人公演じるソフィー・ワイルドさんがどうしようもない"クズ"といえる奇行を見せるんだけど、"繊細と狂気"の落差で"魅せる"演技ができたからこその"没入"のたまもの。
親友の弟を"ギッタンギッタンの刑"に処した…その要因を作りさらなる目にあわせようとする激ヤバお姉さんですからね…(笑)

ホントに丁度いいくらい純朴そうな親友弟のビジュアルで、自分だったら人種の都合関係なく、面倒見のいい姉友人お姉さんなら全力で魅了して落としにかかるだろ!😳と、そんなモードに入りそうな"青春感"出しておいて、関わっちゃいけない人だったっていう…

約90分枠映画で"激高構成力"の映画なんだけど、それ故に"描写不足"も面も結構あり、主人公ミアの過去の"母の死の謎"が結局"不鮮明"なまま終わり、両親夫婦の関係性、親子の関係性までスマフォに映像は残っているものの、ほとんどが"不鮮明"ではあるのです。
だから、ある意味この映画は"考察力"、または"自己解釈"が試される映画ではあるのだけど、はっきりとした"回答"もなさそうな"ズルい映画"である気もしてくるんですよねぇ…

まあでも可能性として、"序文"書いたような解釈もあり得るという一例なんですが…
初父登場シーンの"存在のあやふやさ"が、結局主人公の心理状況を示したシーンでもあるのだけど、例の"父も"な「スーパーナチュラル名作映画」に近いオチも用意することができましたよね?
それに、"憑依する霊"って病院の子ども霊以外(善霊と捉えていいのか迷う所だけど)"母"も含めて「悪霊」である実態が映画を通して語られたと思います。
つまりは"真実を言っていない可能性(嘘つき)"が存分にある。

だからこそのレビュー"序文"で、タイトル『トーク・トゥ・ミー』ってほとんどWですが、"トリプル・ミーニング"であった可能性もあるのです。
1つは、和訳まんまの「話たまえ」の意味と、
2つ目は、ミアの愛称である「ミー」の「ミーと話せ」は完全に制作側の含みを持たせた"二重意味"でしょう。
3つ目は、序文の「ミー(ミア)よ、(真実を)話せ」とエンディングの"ニヤリオチ"の事ならトリプルですが、まだ「言ってない(隠してる)事があるよ」と捉える事もあくまで可能ですよ、って話。

それを使い古された、安っぽくなる可能性もあるけど"衝撃の真実"をいくつも設けることで評価がさらにハネ上げる展開も可能だったなぁ…と惜しい気にさせたんですよね。

足ナメナメプレイは例え美女であったとしても、両者の理解がない場合、ドン引かれること必至よ!
NO 変態プレイ, NO LIFE😉