古典的な降霊ものを現代の若者のシチュエーションで置き換えながら、王道の演出もありそこから一歩進んだような設定と展開が見られて良かった。
短めだし宗教的な要素は薄いので見やすい。
主観からみた降霊と客観からみた降霊の切り替え方も上手く、交互に見せることで違った恐怖感を作っていた。それは最後の第三の視点を見せるための演出としても活きていた。
霊の設定がいまいち掴みきれず、最後の握手エンドは物語的にしっくりきたというより、これがやりたかったのね感があったけど、曖昧さもこの映画の良さでもあると思うので結果良い終わり方だと思った。
体が倒れる角度とカメラ角度を一緒に動かす演出最近よく見る気がする。
