李

12日の殺人の李のレビュー・感想・評価

12日の殺人(2022年製作の映画)
3.5
ドミニク・モル監督なので楽しみにしていました。人間だから感情ももちろんあるし、物事を多角的に且つフラットに見るのってとても難しい。映画の世界でしか捜査の世界を見ないから、そっか現実はきっとこんな感じなんだよなあ… やけに長く感じたけど、遺体と殺人現場のみの真っ白な画用紙から犯人を描いていく地道さと途方のなさも他の映画では感じないような感覚。落下の解剖学といい拍子抜けミステリー映画が流行り?(コッテコテのミステリーを望んでいる私は肩透かしyear🌀)新しい未解決事件映画です。証言で浮かび上がるクララの姿を見ていて、自分だったら友人家族等にどんな人って言われるんだろうと余計なことを考えたりもした。
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