うーん。未解決事件って前々から知ってたから解決する方向には期待していなかったけど、ずるずるただ引きずって終わりなだけがしました。
簡単な内容は、10月12日の夜、女子大学生クララが焼死体となって発見された。捜査を担当するのは、昇進したばかりの刑事ヨアンとベテラン刑事マルソー。2人はクララの周囲の容疑者となり得る関係者に聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係を持っていたことが判明する。殺害は明らかに計画的な犯行であるにも関わらず、容疑者を特定することができない。捜査が行き詰まるなか、ヨアンは事件の闇へと飲み込まれていく。。。というような内容でした。
あらすじを読んだ時に面白そうと思いました。未解決事件だからこそ描かれる内容も気になったので、観ることに。
なんだか消化不良というか、結局何が言いたかったのか分からずのまま終わってしまって消化不良でした。前々から未解決事件と知っていたから解決する方向には期待はしてなかったけど、何か残るものを描いて欲しかったです。
感情だけで捜査をする警察と、関係のない話とでつないでいく物語に飽きがきてしまいました。そりゃ感情だけで突き進んで捜査して、一生聞き取り調査してるようでは解決するわけがない。そんなもの見せられてもだから？としか言えない。
途中から人間ドラマとして映画を観ようと思ったけど、警察の実態や性差別を強調して描いていてあんまり面白みを感じませんでした。
「落下の解剖学」といいつくづくフランス映画は自分の肌には合わないことが感じます。
