主人公のブルックスはとても名を馳せた実業家という表の顔を持つが、裏では夜な夜な殺人を繰り返す２つの顔を持っていた。美しい妻と娘と幸せな生活を続けていたかの思えたが、殺人を犯した現場を向かい住む青年に現場を盗撮されてしまう……的な物語。
殺人犯してるのにカーテンを開けたりと色々とお茶目な殺人犯が主人公。そしてこのおちゃめな主人公を軸として物語が動くと思いきや、もう一人主人公格の女性刑事が表れ、そっちもそっちで謎に事件が展開する。我々はいったいどっちを追えばいいのだ！と置いてけぼりを食らうやんちゃぶり。ミステリーになりたいのになりきれない、至極ワナビーな映画であった。
