イザナギ

オーメン2/ダミアンのイザナギのレビュー・感想・評価

オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)
3.8
ストーリーは、オーメン1と時系列が繋がっているので1から見ないと、「このひげもじゃおじさん誰?」とか細かい部分で消化不良になると思います。

1のレビューで触れた「ダミアンの力なのか、ただの偶然なのかの線引きがわかりにくい」という部分ですが、本作は非常にわかりやすくなっています。

虐殺シーンの前に「いかにも何か起きる予感しかしない」音楽が流れますし、死ぬ人々が見事に死亡フラグを立ててくれるので、「ああ、この人死にそうだな」って予想通り死んでいきます。

わかりやすく死亡フラグを立てるやり口は、演出面でわかりやすくなった反面イマイチホラーとしては弱いかなと感じました。1のいつ何が起きるかわからない緊張感の方が怖かった。

というか、ダミアンは千里眼の持ち主か何かなのか?明らかに離れている場所にいても誰が邪魔か明確かつ正確に殺して行く。

そして、あの使い魔的なカラス君は何者なのか?ダミアンの分身?でもダミアン山犬だし。んー。謎

全体的に1よりはパワーアップしているかなと感じました。

ラストのまさかの展開(伏線無さ過ぎて唐突過ぎる感あり)より、ダミアンが自分の秘密を知らなかった部分の方がビックリした。

てか、何故あの軍曹はダミアンの秘密に気づいたのか。謎すぎる。

ツッコミ出すとキリがないので、この辺りで終えますw
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