大学入学の為に引っ越ししてきた椎名(濱田岳)。隣に住む河崎(瑛太)という男からある計画を持ちかけられる。
それは、『本屋から広辞苑を奪う』という奇妙な計画だった。
前半部分の謎は、終盤解き明かされていく。ミステリー的な面白さより、切ないストーリーが胸を刺す部分の比重の方が大きいかな。
とても不思議な映画だなぁと観ていたが、中盤から一気に真相に近づいていく。
とても切ない気分になったけど、好きな映画。
結末の判断を、視聴者に委ねるリドルストーリーの形を取っているが、個人的には、ハッピーエンドを信じたい。
"神様を閉じ込めるんだよ。"