北野武監督が、『ギャング映画はもう撮らない❗』と宣言してしまったが為に、『どんな映画を作れば、ヒットするのだろうか?』というテーマの元に、小津安二郎風の人情映画から始まり、ラブロマンス、昭和30年代を題材にした映画、ホラー、時代劇と色々なタイプの映画を作って見るが、どれも今１つ。(というギャグ)
最終的には、シュール全開のナンセンスギャグストーリーがメインになっていく。(マトリックスの露骨なパロディ、たけし人形とたけしが何回も入れ替わるが、黒子が丸見えetc)
とは、言え冒頭のたけし人形が診察を受ける場面の時点で、『この映画はギャグ映画だな』と予感していたが、その通りでした(笑)
ある種、北野武自身の映画に対する葛藤を具現化した作品なのかも知れない
何も考えずに、見ると丁度良い映画。
内田有紀と鈴木杏が可愛いだけの映画。
