ひろゆき

SAND LANDのひろゆきのレビュー・感想・評価

SAND LAND(2023年製作の映画)
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銀幕短評(番外)

つまらなかった映画を、さくっといきます。

「SAND LAND」
2023年、日本。1時間46分、公開中。
総合評価 65点。
鳥山アニメ。砂の国の悪魔の王子ベルゼブブ。この主人公のキャラクターの魅力が9割を占めており、あとは取り立てて感興をよぶものではなかった。はずでしたが、
映画館の4DXのスクリーンで、たまたま わたしひとりの鑑賞でした。いつにも増してシートにぶん回されて、感興ありまくりでした。100席あまりの空っぽのシートがいっせいに揺れ動くさまは なかなかシュールです。


「アンラッキー・セックス または~」
2021年、ルーマニアほか。1時間46分。
総合評価 30点。
「わたしのアソコをなめて」、これはとても好感のもてるメッセージですね。あなたがわたしのアソコをなめる。わたしがあなたのアソコをなめ返す。至極当然だな。
女性教師が夫との情事を映した映像が なぜかネットに流布される。これを校長や生徒の父兄がどうとらえるか。たんに卑猥なポルノと切り捨てるのか、愛情に裏打ちされた男女の あたりまえの交感だととらえるのか。監督は、作品全体をブラックコメディに振ることを意図したようにみえますが、ちょっと笑えなかったですね。
対して日本の短編「東京少女」8分の主人公は、冒頭にこうつぶやきますね。
「わたしが口にしたちんこは、いまも どこかで元気にしているのだろうか?」
これは洗練されたフレーズです。諦観しつつも愛がある。さすが日本映画の機微ですね。


「コンビニエンス・ストーリー」
2022年、日本。1時間37分。
総合評価 35点。
この映画は意味不明です。いつおもしろくなるか なるかと待ちましたが、そのまま終幕となりました。監督の自作脚本をうまくまとめあげるのは、なかなかむずかしいことです。成田凌、前田敦子の つかいぐされだ。夫役の芝居は見ごたえがありましたけど。


「私の知らないあなたについて」
2022年、日本。2時間11分。
総合評価 -。
フィルマ平均3.9点に つい吸い寄せられました。レンタルでしたが 半分で寝ました。


「浮いてる二人」
2022年、日本。13分。
総合評価 70点。
この着眼点はいい。常人なのに みごとに浮いている。浮くのもきっと疲れますよね。「A Ghost Story」に次ぐ オバケ映画ですよ。うまいなあ。
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