本音と建前の使い分けなんて当たり前、臭いものには蓋って考えの人が多いの日本に住んでいるので、すごい問題が起きた時は別として日常的なセラピーになんでこんなに高いお金を払うんだろうと思ってまい文化の違いを感じる。
優しい嘘を否定も肯定もせず、過剰に人の自己肯定感を煽るのはよくないけどコミュニケーションとしての建前と何よりユーモアは大事というなんともふんわりとした着地はリアルだなと思う。
かなりセリーナ・マイヤーっぽい主人公にNY、ジュリア・ルイス＝ドレイファス以外にこの役は考えられない。
この映画には、ベスが息子から大麻を買う描写があるけどただ吸ったり店があるってだけでなく息子が働いているっていうところに親世代が歩み寄るってのが進歩的だなと感じた。
大麻が解禁されている描写が普通にある映画がたくさん配信されているのにいまだに「大麻は有害な薬物です！」の一点張りしか芸のない嘘つき日本にはうんざり。
