世の中には『花とアリス』しかり物語の中に一生浸っていたい心地良い作品というものが存在するが本作が正にそれ。
ロードムービーだとか【映画を撮る映画】だとか前情報はぶっ飛んで桐子(#山本奈衣瑠)と千夏(#早織)のやり取りにひたすら引き込まれた。主演の #山本奈衣瑠 さんが死ぬほど良い。〇〇〇〇を食べながら父親に話すシーンなど名シーンだ。
今日早織さんに直接言ったが今回のような映画監督×プロデューサーの設定でも何でもいいのだが二人だけの会話劇とかあれば絶対これだけで傑作になると思う、3時間ぐらい観たい（笑）
にしても山本さん某作と全く同じ状況になったなw
そして面白すぎたので2回目。
更に観ると更に様々な伏線が繋がってたりメタ視点があったりと本作を支える構造がとても巧妙に作られている事に気づく。
【人生は壮大な映画のようだ】という言葉にある種のロマンを感じそれを全力に肯定できる人にとっては本作は真の意味で「ロードムービー」だと実感するだろう。
