始まるやいなやタイカ・ワイティティ監督演じる神父が登場して語り出していきなり笑わせられ、演者としてのワイティティ監督も大好きなので心の中で拝んでおきました。「ハント・フォー・ザ・ワイルダー・ピープル」でもやってましたね神父…。
熱いスポーツものなのにずっとどこか気の抜けた雰囲気でそこが味。洗練されてるわけじゃないんだけど、この手触り感がワイティティ監督だなあと思いながらくすくす笑いつつの鑑賞。遊んで良いところにこれでもかと小ボケが詰め込まれています。それでいて人間への眼差しがめちゃくちゃあったかくて、最後には人生を楽しむ秘訣みたいなとんでもなく素敵なことを教えてくれる映画なんだからたまらない。ワイティティ監督の人の描き方が本当に好き。
展開はわかっていても感動して泣いた…というか試合展開や結果よりも、仲間や居場所や人生についての話が真理すぎて泣く感じでした…。結局チームみんな友達になれたくらい好きになってしまったなぁ。愛だ…。
エンドロールのあとにもおまけが少しありました。ほんとにおまけ的なのが笑