おもろすぎる。脳内にツッコミを住まわせてるタイプの方におすすめします！そんなんあるー！！？ここでそれー！！？なんですかこれは！！観た人はこう言いたくなるシーンの数々が思い浮かぶんじゃないかな…。
笑いとは緊張と緩和だとかいいますがそういうお笑いテクニックのオンパレード。アリ・アスター渾身のボケの数々。スケールのでかいナンセンスコントっぽさある。洒落にならない展開が次々起こるし、嫌な予感は割と当たるし、伏線は回収されないで欲しいものまで回収されるし、思ってもみない方向に回収されたりもするので飽きない。一見シュールなふりしてめっちゃロジックで作っとるがなと腹立つくらいストーリー構成が上手い。ちゃんと精神抉ってくるのも腹立つ笑
3時間の価値は存分にあり、3時間の必要と3時間観ただけの余韻を残していく映画でした。映画館で観て良かった。理解できるできないに関わらず映画館で観てほしい。単純に尺が長い分集中して楽しんで欲しい作品だというのもあるし、ファーストカットへの戸惑いとラストシーンの没入感は特に劇場でしか味わえないものだと思います。
