幸せでいることが大事。あまりにもシンプルで真っ直ぐで言葉を失う。
実話ベース。タイカ・ワイティティのハッピーマインド全開作品。すぐキレちゃうサッカー監督トーマスが、いやいや就任したのが世界最下位のアメリカ領サモア。文化や価値観の違いにイライラしながらも、1ゴールという低くも高い目標に向かって進んでいく。
マイケル・ファスベンダーってコメディの印象が全くなく新鮮だった。常にイライラしているが、見ているこちらはそこまでイラつかないのはタイカ・ワイティティのうまさ？
チームに欠かせないメンバーの「第三の性」ジャイヤに胸を打たれる。試合前のトイレシーンには涙が出た。
とにかくハッピーで笑えるが、決してだれない。くすくす笑えるし、笑顔が溢れる。気づくとチームを応援してる。そこが全てスムーズ。それってセンスが必要なこと。簡単じゃない。
タイカ・ワイティティの次作も観たくなる出来。
楽しい気持ちになりたいとき、また見返したい。
サッカーにぜーんぜん詳しくなくても楽しめる作品。
