パピコ

白鍵と黒鍵の間にのパピコのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.1
銀座で働く新米ピアニストの主人公は、銀座のボスの前でしか弾いてはいけない曲を弾いてしまう。そこから動く人生。
その日の主人公と3年後の主人公のある日が交差し、夢と現実に悩む若者を描く作品。

武者修行のためにキャバレーで演奏をするが、キャバレーの中では音楽はBGMでしかない。
誰も演奏の良し悪しを求めておらず、ただ楽しくお酒を飲むための音楽。
主人公はその現実を受け入れて銀座の夜に染まっていく。

現在と未来のある1日をミックスして描くので、面白い映画体験ができる作品。
主人公の現在と未来を池松壮亮が二役演じ分けており、そこも見どころ。
演奏シーンは心地よいグルーヴがあるものの、演奏シーンはあまり多くない。

けどこれ面白いか?という感じでした笑
映画館じゃなければ、最後まで我慢できなかったかもです。
終盤のファンタジー展開もついていけず…
パピコ

パピコ