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不死身ラヴァーズのパピコのレビュー・感想・評価

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)
3.5
子供の時に好きになった彼を探し求める主人公。しかし彼と両思いになったら、彼は消えてしまう。
主人公は大好きな彼が何度消えても、何度悲しい気持ちになっても、好きと言う感情の引力で走り続ける。

10年以上前の週刊少年マガジン漫画原作を松居大悟監督が映画化。
漫画の熱量そのままに映画化されている。

好きって最強!好きになったらもう体は止まらない!その衝動を青く青く描く作品。

この設定って特殊設定のJK映画かな?って思われるかもしれないが、みんな普通の恋愛ってそうじゃないかな
好きだった人との別れはいつも悲しくて、けど傷は薄れて、思い出は薄れていく。
また傷つくかもと不安になったりもしてしまう。
でも好きになったら、後に待ち受けるものなんて関係なく、止められない。
過去も未来も関係なく「好き!」という今を走るしかない。

主人公は走って走って、数えきれないくらい好きを爆発させて、何回も苦しんで泣いて、でも幸せに溢れてる。
好きなことがある人生って最高。
走れるくらい好きなものがあるって最高。

主人公役の見上愛さんがよかった!
クールな役ばっかり観てたから、今回の役の感情表現豊かな表情がすごく魅力的でした!
ギターもよかった!C7最高!

原作からの改変もよかった!
無理な設定が補完されてた!
原作漫画は割とイタいノリも多いけど、熱量は本物ですので読んでみてください
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