真世紀

クルキッドマン/歪み男の真世紀のレビュー・感想・評価

クルキッドマン/歪み男(2016年製作の映画)
2.8
ローティーンの女子たちがお泊まり会。ネットで見つけた都市伝説・歪み男を呼び出す歌を一人に歌わせたら、彼氏、呼ばれて飛び出て、挙げ句の果てに女子の一人が刺殺体になる事態発生。刃物を手にしていて犯人とされた主人公は精神病院へ。6年後、彼女が町に戻ると、なぜか歪み男の呪いも帰還。あの夜、家にいた子供たちばかりか、ベビーシッター、おまけにピザ配達人まで標的となる。

闇の中に姿を顕す歪み男。その動きのかくかくぶりは安いけど、嫌いじゃない。

されど、文化を超えての伝承みたいな説明やネットで拡散という要素の割にはあまりに主人公の居住する町周辺に舞台が限定。ものすごく漠然としたヒントでの「最終目的地」へのたどり着き方には失笑してしまった。

そして、ヒロイン、幼少時には友達に強要されて歌うというより朗読だったのに、終盤では、なぜか朗々と歌い上げるシーンに爆笑。

色々と粗が目立つちと残念な作品でした。
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