2024年3月9日の『オードリーのオールナイトニッポン』で若林さんが本作について話していたのをきっかけに気になって、観てみました。
質素なようで豊か、平穏なようで不穏、同じようで違う、そんな日々の連続が描かれている、今までに観たことがないような映画でした。
日々、小さな幸せを噛み締めながらただ生きていく。
自分自身、それがいかにできていないか、その感受性を失っているかを突きつけられたような気がしました。
『PERFECT DAYS』っていうタイトルもすごい。
私のような現代人に対する凄まじい皮肉のようにも感じられました。
色んなモヤモヤが浮かんできましたが、まだ上手く言語化できそうにないです。
いつもは鑑賞後すぐに他の人の感想を読んじゃうんですが、今回はあえて読まずに書いてみました。
また何か気がついたら追記しようと思います。
(追記)
・カメラを持ち歩こう、とより強く思いました。
・私が好きなTakramの渡邉康太郎さんが座右の銘として度々引用する三浦梅園の言葉、
「枯れ木に花咲くに驚くより 、生木に花咲くに驚け」
が思い出されました。
平山の生き方はまさにこれを体現しているなと。
・ポスターのキャッチコピーの
「こんなふうに生きていけたなら」
は、自分で思うのは良いけど人から言われるとちょっとうるさいかも(ワガママすぎぃ)