日常の細やかな幸福や、、気持ちの波をうまく表現してました。
主人公が、あんまり感情や想いを言葉に出さないんですよね。
これがうまいなと思いました。
観客の方で想像できるんです。
朝に空を見上げる表情や、トイレ清掃の細やかさ、飲み屋のママに見せる微かな恋心。
そういった、心の水溜りに広がる波紋がハッキリとした輪郭で描かれいるこれが、日本の監督で無いことが少し残念。
日本人の表情は世界的に見てあんまりコロコロ変わらないんだからこんなんで良いよねと思えます。
だけど、あまりに情緒性がゆったりしてるから役所広司と一緒にうとうとしてしまう場面もありましたね笑