ポトフ 美食家と料理人のしらい弁当のレビュー・感想・評価

オープニングの調理シーンがとにかくいい。
19世紀後半の、薪で使うコンロやオーブン。調理器具や食材たち。流れるように料理するジュリエット・ビノシュ。
和食の細かい作業とは違って、ザバザバと肉や魚を煮たり焼いたりしていくけど「ああ、これはおいしいに違いない」と思えるのは、食材が新鮮でおいしそうなのと、調理する手つきに迷いや戸惑いがないからだろう。
香りを楽しむために、ナプキンをかぶって食べるなんていうのも、はじめて見た。
あの澄んだコンソメは飲んでみたい。