ぬまつ

落下の解剖学のぬまつのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.2
ギャガさんの試写会に行ってきましたー。

期待した方向を間違えていたために物足りませんでした。
エンディングもどう終わらせるかと思ったら、終わっちゃった。犬は可愛かった。
なんかタイトルがミスリードになった気がする。すんごい捻りの効いた内容を想像させるタイトルなもんだからさ。「逆転のトライアングル」的な。

重要な一人が見事な展開を起こしたおかげで決着になりました。
「あれは今思えば…」
でもあれが本当に決定打になるかと考えても疑問が残るし。

本当の真実は、おそらくはこうだろうなというのはあるけれど、もしかしたらあれの可能性も捨て切れはしない。モヤモヤ…。
それが描きたかったことなのかもしれませんがね。当日の様子も曖昧に描き切ってるもん。

「トニ・エルドマン」の主演さんが活躍してるのが嬉しいね。
もうヌードは見たくなかったのでホッとした。


役者演技★★★★
友情家族★★★★
主役葛藤★★★★
映像音楽★★
個性斬新★★
意外展開★★
終わり方★★

potential:主演女優賞(サンドラ・フラー)、⚪︎若手俳優賞(ミロ・マシャロ・グラネール)、脚本賞(3部門、⚪︎1)
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