【脚本ゆたかな法廷劇。結末はみんなで語ろう】
久しぶりの海外出張、シンガポールまでの7時間で鑑賞1発目。
まさかのなかなか映画館がやっていなかった「落下の解剖学」がこんなところで見れるなんてありがたし🙏
ガチガチの法廷ドラマも最近じゃめずらしいかな。
死んだ夫は事故が殺人か。設定はめちゃくちゃあるあるで、大筋アガサクリティの「情婦」や松本清張の「疑惑」なんかと変わらない印象。
当然事故を主張する妻サンドラだが、明るみになっていく夫婦仲や、過去のトラウマ、仕事として妻とて、母として、、ってまあこれもあるある。
今作がちょっと変わっているのは息子の視点、事故で障害をもってしまっった彼が最後の中心となり物語はクライマックスを迎える。
ラストがどうかなというのは賛否両論ありそうだが、
個人的にはちょっとずるいというか、もうちょっと角度をつけた方がよかったんじゃないかな。(コメントネタバレ参照)
中盤の法廷ドキドキシーンがたまらないので、飛行機でなんとなく見るより、きちんと見たほうがいいです(おい)