業界の評価が高いこともあって観てみた。
これは映画館で観てたらもっと集中できたのだろうが、部屋で観るにはちょっと単調すぎて辛い部分もあった。
歴史上とんでもなく恐ろしいことが繰り広げられてるという自覚を誰も持たずにそれが当たり前になってるという麻痺した感覚の恐ろしさ。
世の中で何が起ころうと自分自身が当事者として火の粉を被らない限りはどうでもいいという感覚が世間一般の感覚として支配される空気への違和感。
それが遠い国のニュースではなく窓の外に見えるつい隣の景色ですらも。
人間ってどこまでも残酷になれる生物なのだとこうゆう形で実感させられるのが興味深いところだとは思う。
ただ自分の中では映画としてどうにもこうにも間が持たなくてしんどかった。
