ハロルド・フライのまさかの旅立ちのlololoのネタバレレビュー・内容・結末

イギリス、こういう「高齢者が突然思い立って遠くにいる友達に不便な手法で会いに行く、その道中メディアでバズる」って映画好きなのかな。『君を想い、バスに乗る』を思い出しながら。

このとんでもない旅路によって一番変わったのは多分奥さんなんだろうなと思った。最初は頑なに避けてた隣人の男性とも、ハロルドに会いにドライブできるくらいの友達になれたし「ここを出て行きたかったのは私」って言えたし。

ハロルドが会いに行った友人とハロルドは、直接会話ができたわけじゃないけど、彼が残していった“ただのガラス”が残した煌めきが友人の心に残ったのは確かだし、偶然出会った人たちが目にした煌めきが美しかったのも最後印象的だった。

それにしても、最初に出会ったスーツ姿の紳士からの相談事がハードすぎてびっくりしちゃった。