たぬー

グランツーリスモのたぬーのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.6
プレステのグランツーリスモの大会優勝者が現実のレーサーになる話。

物語としては超王道な少年マンガのようなスポ根もの。恵まれた才能を持った主人公、代表者を決める選抜チーム内でのライバルたちとの戦い、厳しいが主人公の成長を見守る鬼コーチ、ムカつく敵チームのレーサー、挫折からの再起、元ライバルとの共闘。ベタもベタではあるが、手堅い。
レースシーンの迫力はこの映画を作る上で一番重要なところだが、もちろん完璧。CGと実景の見分けがつかない。カースタントはヤン本人が務めたというのもニクい。
劇場で見れたら100倍楽しめただろうな。

事実と異なる大きめの脚色としては
・実際には鬼コーチは存在しなかった
・ドイツでの観客を巻き込んだ大クラッシュはルマンの後
とのこと。
たぬー

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